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生命保険契約に係る満期保険金等を受け取ったとき

2012年02月02日

こんにちは。園部です。

確定申告書作成における基本作業は、昨年の申告書との突き合わせです。

前年と似たような処理をしていれば大きなミスはないはず


・・・ですが・・・


気をつけなければならないのは、
保険金や、土地、建物の譲渡などによって
唐突に入ってきた例年にはない入金。


今回は、その中でも「満期保険金」の処理に関してご説明します。


生命保険契約が満期になり満期保険金を受け取った場合には、
保険料の負担者、満期保険金の受取人がだれであるかにより、
所得税、贈与税のいずれかの課税の対象になります。

———————————————–
保険料の負担者 満期保険金受取人 税金の種類
    A        A       所得税
    A        B       贈与税
———————————————–


★所得税が課税される場合

所得税が課税されるのは、上記のように、
保険料の負担者と満期保険金の受取人とが同一人の場合です。

この場合の満期保険金は、受取の方法により、

「一時所得」又は「雑所得」として課税されます。


 ●満期保険金を一時金で受領した場合

  満期保険金を一時金で受領した場合には、「一時所得」になります。
  一時所得の金額は、その満期保険金以外に他の一時所得がないとすれば、
  受け取った保険金の総額から既に払い込んだ保険料又は掛金の額を差し引き、
  更に一時所得の特別控除50万円を差し引いた金額です。

  課税の対象になるのは、この金額を更に1/2にした金額です。


 ●満期保険金を年金で受領した場合

  満期保険金を年金で受領した場合には、「公的年金等以外の雑所得」になります。
  雑所得の金額は、その年中に受け取った年金の額から、
  その金額に対応する払込保険料又は掛金の額を差し引いた金額です。

  なお、年金を受け取る際には、原則として所得税が源泉徴収されます。


★贈与税が課税される場合

 贈与税が課税されるのは、上記のように、
 保険料の負担者と満期保険金の受取人とが異なる場合です。

 また、満期保険金を年金で受領する場合には、
 毎年支払を受ける年金(公的年金等以外の年金)に係る所得税については、
 年金支給初年は全額非課税、2年目以降は課税部分が階段状に増加していく方法により計算します。


保険金の支払いを確認して、まず確かめなければならないのは、
保険料(掛金)を支払った人が誰なのか、そして、その金額です。

手元に資料がなければ、保険会社等に発行手続をしてもらう必要があるかもしれません。

確定申告をスムーズに終わらせるためには、
まず例年にはない大きな入金に着目して、早め早めに片付けて行くことが肝要です。
 

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