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交際費とは

2013年04月11日



こんにちは、坂口です。

先週は、桜前線を追いかけて山梨へ
まだまだ、お花見は楽しめますね。


さて今回は、交際費を紹介します。


1.交際費とは

交際費とは、「交際費、接待費、機密費その他の費用で、
法人が、その得意先、仕入先その他事業に関係のある者等に対する
接待、供応、慰安、贈答その他これらに類する行為のために支出するもの」
をいいます。

「会社にとっての無駄遣いを損金に算入してしまうことで、
税額を減少させてはならない」、
という政策的な理由から、
原則としてはその全額が税務上損金とはなりません。

しかし、事業を円滑に行っていくうえで交際支出は必要なものであり、
その算入を全く許さないわけにもいきません。

そこで、中小法人に限ってのみ一定の限度額までは損金算入を認めています。



2.交際費の範囲

①「手土産代」は交際費か会議費か

 取引先へ訪問する際に持参する手土産を購入し、
経理担当者へ「手土産代」として請求があった時、
経理担当者は勘定科目をどのように決めたらよいのでしょうか。

「手土産」という表現は、
「贈答品」という意味が強いため、
一般的には交際費勘定で処理する可能性が高いと思われます。

しかし、商談等の打ち合せのための茶菓子であったとすれば、
「贈答品」ではなく会議に関連して提供する茶菓子、
つまり「打ち合せ用」、「会議用」となり、
会議費勘定として損金に算入することができます。

この取扱いを左右するのは、
その茶菓子の実際の位置づけです。

「打ち合せのための茶菓子を持参する」という事実も、
その実態は「打ち合せのために、当方は茶菓子を提供して、
相手先は、お茶と場所を提供する」
というギブアンドテイクの関係であることは
少なからずあると思います。

このようなものであれば、
経理担当者は会議費勘定として処理することができます。

もっとも、いくら「会議用」だからといって、
その金額が多額ともなると問題があります。

通常の会議、
打合せ時の茶菓子は相応の金額であれば
会議費として認められますが、
高価な茶菓子になると
「贈答品」という目的が強いものとみなされ、
交際費勘定となる可能性が高くなるため、ご注意下さい。

これらのような事情があるため、
打合せのため茶菓子を持参する場合は、
誤解を生じさせないためにも、
「手土産代」といった曖昧な言葉を使わないで、
「訪問先名」と「打合せ茶菓子代」であるという旨を記載して、
書類に残しておくとよいでしょう。


②1人当たり5,000円以下の飲食費は損金算入

平成18年の税制改正によって、
飲食費に係る交際費の課税関係が改正され、
1人当たり5,000円以下の飲食費が交際費から除外され、
損金に算入できるようになりました。

ただし、それは一定の条件を満たす場合に限られます。

交際費から除外(損金算入)されるための3つの条件は以下の通りです。

○1人当たりの金額が、5,000円以下であること。

○取引先等の接待の為の飲食費であること。
 (タクシー代、お土産代等は含まれません。)

○一定事項を記載した書類を保存していること。


記載必須事項
□ その飲食があった年月日
□ 参加人数
□ 費用金額・店名・所在地
□ その他参考となるべき事項
□ 飲食に参加した取引先等の氏名、名称、関係


3.交際費の損金算入限度額

平成18年4月1日から平成26年3月31日までに開始する事業年度において、
原則として期末資本金額が1億円以下の中小法人については、
一定の限度額まで、交際費の損金算入が認められています
(ただし、資本金の額が5億円以上である法人等の
100%子法人である中小法人等については、
支出額の全額が損金不算入となります)。

当然、交際費等の額が損金算入限度額を超える場合は、
その超える部分は損金に算入することはできません。


411坂口



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